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ブラックハウス

こちらは「タリスマン-talisman」の続編。12歳のジャックが成人した後の話だ。つい最近文庫で出版され、今回「タリスマン-talisman」が読み終わったので、続けて読んでみた

12歳だったジャックは腕利きの警察官になっていた。相手と向き合って話を聞くことで本人も意識の底に埋もらせていた事を聞きだし、それを糸口に事件を解決し、異例の出世をしていた。
ある事件で訪れた町があまりにも「あちらの世界」に似ていて一目ぼれしたジャックは警察官を退職し、引っ越してくる。隣人は盲目のヘンリー。彼は盲目であるが為、鋭い感性と幾つもの通り名を持ち、ラジオのDJをやっている。のどかなこの町で子供が連れ去られる事件が続発。見つかった遺体からは食べられた痕と悪の匂いが・・・。

最初は事件に関わることを避けていたジャックだが、「あちらの世界」からのアプローチと地元の警察署所長の懇願に事件解決への手助けをする事になる。それは12歳のあの時以来、努めて忘れようとしてきた「あちらの世界の冒険」を再びすることを意味するのだ。

12歳のジャックを手助けしてくれた「スピーディー」の助けを借りて彼はさらわれた子供の中にいる「破壊者-Breaker」を取り戻すことができるのか?犯人を捕らえることができるのか?そして、「あちらの世界」と「こちらの世界」の平和を取り戻せるのか?

いやぁ、前回の「タリスマン」よりキング色が強かったですね~。さすが「悪」を書かせたら右に出るものがいないキング。今回もより残虐なシーンがてんこもり。どこまで引っ張るの?と言う位、犯人を見つけられない。下巻の中盤を過ぎて、犯人が過去の憎しみからある老人に罪をなすりつけることでようやく犯人のめぼしがつく。そこからラストまでは一気に突っ走る!「残りページで片がつくのか?」と心配になる位。
ラストは「読者の諸君の中には気に入らないラストだろう」なんて注釈がついているラスト。確かにね~気に入らない。でも死ぬよりは良いかな?

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