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『ニードフル・シングス』と『スリープウォーカーズ』

続いて、スティーブン・キング原作の『ニードフル・シングス(1993)』『スリープウォーカーズ(1992)』
スティーブン・キングってモダンホラーの名手と言われ、かなり有名な作者。恐怖ものから感涙ものまで幅広いジャンルにわたって映画化されている。 多分一度くらいは聞いたことあるんじゃないかな?
今回の2作品はいずれもホラー映画。残虐なシーンも数多い。が、比較すると全然違うんだなぁ。

スリープウォーカーズ ◆20%OFF!「スリープウォーカーズ」は見事なB級ホラー映画。猫だけがその正体を見破ることができる、人間の姿をしたバンパイヤスリープウォーカーの母息子。若い女性(処女)の精気を奪って生き延びる為、当然、一箇所に居られないので、引越しを繰り返す。
新しい町に越してきて、目をつけたのが同級生の美女。が、知り合いになって相手を信用させないと、となかなか奪取できない。そうこうしている内に彼らの正体に気づいた猫が家に近づいてくる。
今日こそは、と彼女に襲い掛かるが、気絶させられない。拳銃で撃たれても、目をえぐられても平気な顔しているくせに、猫1匹が「ニャー」と泣いて飛び掛られ、致命的な傷を負い、それが元で息子は死ぬ。逆上した母親は(自分が食べたいからさらってこいと命令したくせに)、彼女を自宅から我が家へ連れ込み、精気を吸うどころか「息子はダンスが好きだったから一緒に踊って」とのたまう。結局、猫にかこまれて、死んでしまうのだ。
「B級ホラー」といわれてもしょうがないくらいの出来。だから原作者が出てきても違和感ないんだろうな~(;^^)
深みがない、と思いつつもつい気軽さから何度も観てしまうんだよね~。

ニードフル・シングス一方、「ニードフル・シングス」は化け物は出てこないんだけど、人の心をもてあそんで悲劇を起こす、ぞくっとする恐さ。人間が化け物になって出てくる、ってイメージがぴったりくるかな?
新しくオープンした骨董店。訪れた客に次々と、彼らの一番欲しがっているものを無料で与え、代わりにある″悪戯″を指示する。それが疑心暗鬼を生んで新たな猜疑心に発展し、誰もが他人を信用しなくなっていった。そしてとうとう女性二人の殺し合いが始まり、町は狂気と混乱に陥っていく・・・。
人の持つ感情をうまく操り、混乱する様を楽しむ悪魔。彼は悲惨な出来事がある時は必ず近くでその出来事を見守るのだ。保安官の演説に町は落ち着きを取り戻し、悪魔は保安官に「君の孫に20**年、ジャカルタで出会うだろう」と不気味な言葉を投げかけ町を去っていく。
原作も読んだけど、細かい心理描写が多いので、かなり恐かったですね。あ、あれ?映画の結末と違ったような気が・・・。でもかなり昔の話。さて、原作を再度読んでみるかな・・・。

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