« なぜかダイエット4 | Main | なぜかダイエット5 »

『明日の記憶』

Ts2a0385一昨日水曜日の映画の日、1本目は「明日の記憶」若年性アルツハイマーについて書かれた作品だ。
脳が萎縮することにより、記憶力が低下し、進行すれば生活が困難となり
介護が必要となる病気。65歳以上になると発病しやすいのだが、
最近では65歳以下の若年性アルツハイマーも増えており、若いほど進行が早くなる。
映画では49歳で発症、映画内では「30代で発症する例も報告されている」と。
この病気、原因も分からなければ治療法も無い=「ゆっくり死ね」と言う事(映画内の台詞)。

冒頭が2010年から始まります。そして2004年に戻り、そこからの6年間を書いています。

辛いです。恐いです。仕事もバリバリやって、部下も取引先からの信望も厚く、のりのりの主人公を襲う病気。
最初はちょっとした物忘れ。人の名前が出てこない、約束を忘れる、同じものを買ってきてしまう。
それが徐々に毎日会っている人を「こいつは誰だ?」、通いなれた道なのに迷ってしまう、
バイキング形式のランチで先に座った同僚が見つけられない、書いておかないと忘れてしまう
(いずれは書いてもその文字を認識できなくなるのだが)。
ちょっと前に観た映画「私の頭の中の消しゴム」と同じなんですが、今回の作品の方が胸に
響きました。
渡辺謙、やっぱりうまいです。ノッてる時の肩で風を切る姿が、徐々に「あれ?」となり、
娘の結婚式の時は肩が落ちて、自信が無い・不安でしょうがない様子がよく分かる。
子供のように目を輝かせたり、わがままを言ったり、妻を殴ってしまったり・・・。

「これだけは忘れたくない」と言う思いは「私の・・」も同じなんだけど、彼女は彼と会うことを拒絶して
姿を消してしまう。でも今回のは分からなくなっていく過程を妻が見送るところを重点的に書いている。
最後の最後で、妻さえも判別できなくなった渡辺謙を泣きながら見守る妻・・・。
いやぁ、泣きました。かなり最初から飛ばしまくります。身近にそういう人がいれば身に詰まる思いだろうし、
いない人でも「自分だったら」と考えさせられる。 時間を忘れる作品でした。 ぜひお勧め!

|

« なぜかダイエット4 | Main | なぜかダイエット5 »

映画2011前」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73907/10434724

Listed below are links to weblogs that reference 『明日の記憶』:

« なぜかダイエット4 | Main | なぜかダイエット5 »