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『県庁の星』

昨日は自決の映画の日。今回も2本映画を見てきました。1本目は『県庁の星』 ちょっと気になっていた作品。

プライドが高く鼻持ちならない(失礼)県庁のエリート公務員、野村(織田)。そんな彼が、200億円のプロジェクトに闘志を燃やし、ご大層な提言をする。「民間の良いところを取り入れて、うんぬん・・・」
その提言を元に7名のエリート公務員が人事交流の研修先として民間企業に赴任することに。
スポーツクラブ・ペットショップと職種は様々。野村(織田)の行き先は三流食品スーパー。
店長は日和見主義で「県とのパイプができれば」と喜んで引き受けるが教育係は「裏の店長」と呼ばれる勤務年数の長い年下のパート店員、二宮(柴咲)。
「とにかく何もやるな」という彼女に反発し、成果を出して200億円のプロジェクトメンバーに入りたい野村(織田)はあれこれと首を突っ込み、スタッフにうとましがられる。
そんな空回りをしている野村(織田)に更なる困難が待ちうけ、絶望でぼろぼろになる中、二宮(柴咲)の言葉に励まされ、スーパーの再建に立ち向かう。

民間企業と官公庁の裏事情を見て「あ~あるある」と思ってしまう部分が怖かった。伊丹十三監督で「スーパーの女」と言う映画が1996年、上映されたが、当時、うちの会社では食品スーパーも経営していた。それで「観に行け」といわれ、友人と言ったのだが、これも裏事情が書かれていて、非常に面白かったのを思い出した。
今回の映画はあそこまであこぎではなかったが、揚げ物の揚げなおし、売れ残りのじゃがいもで作る惣菜。バックヤードは在庫の山積でカーゴ車がすれ違うこともできない。
一方の官公庁は「県民の税金です。節約しましょう」と書かれたエスプレッソコーヒーを只で飲む。「前向きに検討します」は検討しないの意味、高層ビルを建てて、眼下に県民を見下ろす。

最後の野村(織田)の演説でさらっとこれからの地方公共団体の危機をうたっているが、わが県はどこまでこの事を重要に考えているんだろう?聞いてみたい。
例えば、床屋さんは安い値段、年数回の仕立券(背広や靴)、保養所提携で格安宿泊、9時になるまで電話に出ない、昼休みも同様(鳴りっぱなし)、等々。これらは実際にやっていた(今は分からないですが)事ですよ。

お時間があったらぜひ、観てみて下さい。そして「自分の県は?」と考えてみて下さい。
ちなみに無料のエスプレッソコーヒーは最後には貯金箱を置いて、\100円になっていました。

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