キラキラ共和国 小川糸

QPちゃん、小学校入学、おめでとう
おとうさん、ポッポちゃん、けっこん、おめでとう

キラキラ共和国 小川糸

 

読了です。

「ツバキ文具店」は、今日も大繁盛です。
バーバラ夫人も、QPちゃんも、守景さんも、みんな元気です。 みなさんのご来店をお待ちいたしております。
亡くなった夫からの詫び状、川端康成からの葉書き、 大切な人への最後の手紙……。
伝えたい思い、聞きたかった言葉、 「ツバキ文具店」が承ります。

ヨモギ団子  紙飛行機の結婚通知 タカヒコ君の挑戦
イタリアンジェラート 夫からの手紙 ムカデ レディババ 三行半 実家
むかごご飯 告白の手紙 美雪さんの日記 金回収手紙 喪中ハガキ
蕗味噌 康成との文通 イタリアとの文通 

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昨日紹介した「ツバキ文具店」の続編です。
シングルファーザーのカフェ店長と結ばれたポッポちゃん。
今作では結婚生活問題も絡まってきます。

文具店とカフェ。お互いどちらも譲れない。生活する場所をどうするか??
そして家族生活。カフェ店長の亡くなった奥様との思い出は?
はじめての喧嘩、などなんかほこっときます。

代書業の方も毎回おもしろい依頼が舞い込みます。
文面や書体、使用する紙や封筒等、イメージが固まるまでポッポちゃんは悩みます。
人が書く文字を手(跡)と言いますが、依頼された人の人生の跡をたどるように、鎌倉の街を歩き、人とふれあい、きっかけを掴むと禊(みそぎ)をして、机に向かう・・・。

そこの描写は読んでいてワクワクしてくるんですよね~。
あぁ、楽しそうだなぁ、って。

最近「手書き」ってしないじゃないですか。
ポッポちゃん、年賀状の代書も請け負ってます。すごいなぁ、と思いつつ自分は印刷だし。
(あ、一応2,3行は手書きで文章は入れてますよ?)
相手からもらった時、一言二言手書きがあるとないとじゃ大違いだな、って思ってるので。

こういう職業は徐々になくなっていくんでしょう。
わかってはいるんですが、できるだけいつまでも、とつい思ってしまいます。

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ツバキ文具店 小川糸

言いたかった ありがとう。言えなかった ごめんなさい。 伝えられなかった大切な人ヘの想い。あなたに代わって、お届けします。

ツバキ文具店 小川糸

 

読了です。

家族、親友、恋人⋯⋯。 大切に想ってっているからこそ、伝わらない、伝えられなかった想いがある。
鎌倉の山のふもとにある、 小さな古い文房具屋さん「ツバキ文具店」。
店先では、主人の鳩子が、手紙の代書を請け負います。

和食屋のお品書きから、祝儀袋の名前書き、 離婚の報告、絶縁状、借金のお断りの手紙まで。 文字に関すること、なんでも承り〼(ます)。

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続編を図書館で借りて読んだのが7月。
ようやく記事にできる、と前作のリンク先を探すため検索したら記事書いてなかった・・・。
&読書管理サイトでも登録してなかった・・・。
やばい、本が管理できてない~。
いつ読んだのかも今となっては「??」なのですが、今回続けてご紹介。

こちらは、NHKでドラマ化されておりました(2017年4月総合)。ドラマ、結構良かったんです。
文房具店兼「代筆屋」を舞台に、若い時分家を飛び出した「ポッポちゃん(鳩子)」。
自分を育ててくれた祖母の死で家に戻り「ツバキ文具店」を継ぐことに。

この祖母が「倍賞美津子」さん。スパルタで幼少時から鳩子に代書仕事を叩き込みます。
筆・サインペン・万年筆・羽ペン等々・・・。字体も様々。
その特訓が厳しすぎて反抗期がひどくなっちゃったんだけどね(;^^)。

地元鎌倉に戻り、舞い込む仕事に真摯に向き合ううちに、また、祖母がイタリアに住む女性と文通していた事を知るうちに祖母の厳しさの裏にある何か、を知るようになる・・。
なんか作品から鎌倉の空気が立ち上ってくるような感じです。

このポッポちゃんのご近所さん達も個性豊かな面々です。
お隣の「バーバラ婦人」や、祖母の友人「男爵」、店近くのカフェの店長に娘さん。
ベッタリな訳でもなく、冷たい訳でもない。つかず離れず、個人を尊重したおつきあい、って良いですね。
最後でシングルファーザーのカフェ店長さんと結ばれ、次作に乞うご期待、となります。

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