SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室2&3 富樫倫太郎

さて昨日に続き、「SRO」の紹介です。



SROⅡ死の天使
某病院の関係者の間では、末期癌患者など完治する見込みがない患者が「早く死にたい」と願うと、その願いを叶えてくれる〈死の天使〉がいるという噂がまことしやかに囁かれていた。 投書から疑問を抱いた新九郎は、死亡事由と原疾患が異なる同病院の死亡患者について調べ始める。

SROⅢキラークィーン
ドクターこと近藤房子が逮捕されて2ヵ月弱、世間では房子は“キラークィーン”との異名を取り、若者から崇められていた。黙秘を続ける房子の元に、弁護士を通じて「Mに従え」というメッセージが相次いで届く。
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昨日の作品の最後で、広域犯罪者との対峙がありました。
SROのメンバー、木戸沙織を救う為に行動した尾形と針谷はその後有給休暇(=謹慎)を取らされ、残ったメンバーも行動の自粛を命じられます。

ところが、前作の事件が報道されると「うちの子供を探して」「犯人を捕まえて」と大量の投書が届くことに。その確認&整理をしているだけ。
その投書から事件に発展していきます。

どんな勘が働くのでしょうね(;^^)。膨大な投書から事件のにおいをかぎつける部分は「う~ん、目の付け所が違うのか??」とちょっと疑問。
展開部は結構微妙な橋渡しですね。

そして3巻では、1巻で捕まった房子の脱獄です。
2人の若者がなぜか脱獄に手を貸しますが、その動機が微妙~。
そもそもあんな危ない人を脱獄させるのもどうか、って思っちゃうのは歳くったからかな??

更に房子に取り込まれる若者・・・。もう残酷すぎます!
こういうお話・展開なんだ、ってわかってはいますが、猟奇的なお話、って心が疲れますね。

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SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室 富樫倫太郎

さて、私が利用している読書記録サイト「読書メーター」。
このサイトでは「お気に入り」という機能があり、
気になった方の読書記録をフォローできるんです。

私はもっぱら「お気に入り」してくれた人にし返すだけなんですが、気づいたら60人近い人から「お気に入り」してもらっています。
その中の方が「読んだ」としていたこちらのシリーズに手を出してみました。

SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室


読了です。

警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。
山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う・・・。

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作者は富樫倫太郎氏。どちらかというと時代劇が多いようですが、こちらは2013年、他著の「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜」はついこの間ドラマ化されてます。TVドラマは見てないんですけどね。

ちなみにメンバーは
昆虫オタクだけどFBI仕込みのプロファイリングでこの調査室新設を警視総監に直訴した室長山根(警視長)。東大卒でシステムに精通しているが部屋が片付けられない欠点のある芝原麗子(警視正)。人相も口も悪いが東大卒の尾形(警視正)。過去数回射殺経験のある東大卒の針谷(警視)。東大卒26歳の若さの川久保(警視)。元総務部会計課の58歳富田。失踪した叔母の行方を捜すためSROに異動希望をした24歳木戸沙織。です。

どいつもこいつも一癖も二癖もあり、まぁ変な人ばかり。上司を殴ったり、発砲件数の少ない警察で数回の経験があったり、ストーカー容疑で異動させられたり、内部スパイとして送り込まれたり・・・。
こんだけバラバラでどうなんだろう?と思いますね。

そして事件は事件でかなりグロ・・・(;^^)。
そもそも広域に渡って発生した事件は表面化しにくいんですよね。
関東数県で人が行方不明になっても連続事件になるかどうか・・・。
そんな盲点をついた設定です。

更に新設された調査室への風当たりが強いばかりか、警察内部の裏金を記したブラックノートの存在などてんこもりです。
シリーズを順次紹介していきます。

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