ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~ 十三湊

もちろん栄養だって大切だけど、それよりも大事なのは自分で自分の生活をオーガナイズすることよ

ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~ 十三湊

読了です。

昔ながらの家屋が残る姉小路通沿い。
こぢんまりと建つ仕出し&弁当屋「ちどり亭」。
店主の花柚さんは二十代半ばの美しい人
そんな彼女が作る最高に美味しいお弁当はとても人気で、花柚さんもバイトのぼくも毎日、朝から仕出しや弁当販売で大忙し。
あ、いらっしゃいませ! どのお弁当にしますか?
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店主の花柚さんは毎週お見合いしてるのにうまくいった例がない。
「結婚したいんですか?」と尋ねると「お見合いがライフワークなの」と答える。

これには訳がありまして。
関東出身の在住だとどうも「歴史ある由緒正しき」ってのがピンとこないんですよね。
我が家なんか曾祖父母が祖母が色々話を聞く前、早くに死んだせいか、家系図とか由来とか一切ないし。
ところが、関西、とくに京都となるとかなり長く続いているんですよね。

店主もそんな家に生まれており、当初は兄が継ぐはずだったのが、出奔。急遽店主が婿を取って家を継ぐことに。
幼少時よりいた許嫁とも破断になり・・・って設定すごい。

どうもよく分からない設定(;^^)。しかも冒頭の文章で「ん?んん??」と引っかかったせいか手放しで勧められないかなぁ。だって

Organize(オーガナイズ)』を辞書でひくと、『組織する、計画準備する、体系づける、まとめる、結成する』
これ、なんかニュアンス違うのではないか??と。分からなくはないけどさぁ。

私は会社に弁当を持参しております。
休日に作り置きのおかずを作り、朝詰めるだけの短時間ものですが。
母がこの間、高校時代の同窓会(女子会?;^^)に行った際、そのことを話したら「今時お弁当持っていく人がいるのね」と驚かれたとか。
友人らにも良い年した娘さん(独身)がいるそうですが、誰も持って行ってないそうで。

まぁ、内勤じゃないとお弁当は難しいですよね。外回りが多ければ弁当を持ち歩くのも食べる場所も大変だし。

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伏木商店街の不思議 太田忠司

その町にも駅から続く商店街があった。
予想していたほど寂れてはいない。
シャッターの閉まった店もあるが、ちゃんと営業しているらしい店も多かった。

伏木商店街の不思議 太田忠司

読了です。

迷いこんだら抜けられない、魅惑の商店街にようこそ―。
星新一を継ぐショートショートの名手が贈る31の物語。

太田忠司-1959年、名古屋生まれ。
1981年、星新一ショートショートコンテストで『帰郷』が優秀作
1990年、『僕の殺人』で長編デビュー。
2005年、『黄金蝶ひとり』で、うつのみやこども賞受賞。

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ショートショートといえば田丸雅智さん。
田丸さんのを数冊読んでますが、まさかこの本が
ショートショートとは思いませんでした。

なんか背タイトルに惹かれて本棚から抜いて、表紙絵を観て
「ふ~ん」と読んで見る事に。
読み始めて「あ、ショートショートだったのね」って。初作家さんですし。

面白かったのは↓かなぁ。記憶に残りそう。

3.星見る頃 星降り屋鈴鹿
5.パワーマンタン スグル薬局
8.時を受け継ぐこと 間下時計舗
17.アドバイザー 金岡青果店
18.一冊のサイン本 秋林堂書店
20.紳士の薫陶 樽谷酒店
22.プロの技 竹島靴店

商店街丸ごとでショートショートって面白くないです?
色々なお店があって、それぞれに物語がある。
あ、うまいなぁ、って思いましたよ。

ちょっと怖い・不気味な感じのとかもありましたけど、↑のは温かくなりますね~。
18.なんかはついうるっときまし。
自分の背筋が伸びる感じの話もありました。
う~ん、のほほんと過ごしてちゃいけないな、とか。

ショートショートも気分転換におすすめですね。
1作が短いから電車の合間でもツルッと読めちゃうし。

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