下北沢ヌックラ堂 枕木みる太

古着には、持ち主の想いがつまっている。 僕とワケあり古着たちの、いくつかの物語。
下北沢ヌックラ堂 ~ワケあり古着に囲まれて~  枕木みる太 

読了です。

古着屋の聖地、東京は下北沢。上京したての僕がべっこう飴の匂いに誘われて迷い込んだのは、路地の奥に佇む古着屋、ヌックラ堂。その店のドアには【ワケあり古着、買い取ります。】と綴られた小さな黒板が吊るされていた。

古着を愛する、猫背&マッシュボブの女店主、かの子さん。看板三毛猫のコネ。そして潔癖症だけど古着だけは大丈夫な僕は、今日もワケあり古着を持ち込むお客さんたちをお迎えする。 スニーカー、リバーシブルダウンベスト、レザートートバッグ、パーカー……。

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ラノベ、と言われるジャンルですね。
そこに「古着」「想い」が加わると・・・。

下北沢に古着屋さんがたくさんある、と言うのは聞いてはいました。
でも一応アレルギー持ちですから(;^^)、めったに行きません。
その昔、原宿で入ったことがあったのですが、くしゃみでましたっけ。

ブックオフの洋服版、ハードオフなんかだと平気なんですけど、
いかにも、なところは苦手です。

方向音痴の彼が出会った古着屋さん。クセのある女店主・・・
不思議な設定ですし、古着が持つ「ワケ」も不思議、かなぁ。
そもそも、「潔癖症なのに古着大丈夫」って彼の設定も不思議よね。
好きな人にキスする寸前に「うっ」と思ってしまうワケなんですよ。
それが誰が着たのか分からない古着は平気、ってねぇ。

友人に「手作りにぎりは食べられない」と言う人がいます。
親しくなった人ならば平気らしいんですが、会社の同僚と鍋、とか
勘弁してほしい、って。
炊き出しとか絶対手が出せないから、自力で救済措置を取らないと、
なんて冗談ぽく言ってましたね(;^^)。

とりとめない話になっちゃいましたが、まぁそれくらい中身がなんとなく・・・って事で許していただきますかね(;^^)。

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扇動者 ジェフリー・ディーヴァー

せんどう 【扇動・煽動】 《名・ス他》
人の気持をあおり(=煽)立てて、ある行動を起こすようにしむけること。 「―者」

扇動者 ジェフリー・ディーヴァー

読了です。

“人間嘘発見器”キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。そこは拳銃の携帯も許されない窓際・・・。

彼女に割り当てられたのは満員のコンサート会場で観客がパニックを起こして将棋倒しとなり、多数の死傷者が出た一件だった。だが現場には不可解なことが多すぎた。観客は会場の外で焚かれた炎の煙で火事だと誤解し、殺到した非常口はトラックに塞がれていたのだ。この惨事は仕組まれたものではないか?人々を煽動し、死へと走らせる何者かがいる。

独自の捜査を開始したダンスだったが、犯人はまたもや死の煽動工作を実行した!卑劣きわまりない愉快犯。そして麻薬組織の殺し屋をめぐる捜査。尋問の天才キャサリン・ダンスを二つの難題が追いつめる・・・

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あらすじがこれだけ長いと読むのも一苦労ですよね。
ってか、ここまで書いても全てを語ってない、ってのがこの小説のすごいところ。
相変わらず二転三転してます。

集団パニック、ってありますよね。
デマや噂で浮足立っちゃって、全員が同じ行動をする時、悲劇が起きる・・・。
これは正にそれを狙った犯行になります。

ところがそれだけでは終わらない。冒頭の逃亡劇も平行して展開するし、
何よりダンスの恋愛事情も・・・。
いやぁ、このシリーズでこんなに甘い事があるとは思いもしませんでした。

つい先日の大統領選でもネットでのデマが後押しした、とも言われているそうですね。というかCNNとかの放送を嘘だ、と断言しちゃうってのもすごい。
トランプ支持者の方達が支持している報道チャンネルとかあるそうですね。

ある意味、今の世の中を表している作品です。
面白いシリーズですね。翻訳本ですし、長いですが、楽しめると思います。

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